自己肯定感ってなんぞや

自己肯定感

 

昨今よく聞く言葉です。

 

というか、昔こんな言葉あったのでしょうか?

私たちが子どもの頃は、もれなくみんな

当たり前に自分のことが好きで、自分をすごいと思っていて、

人生は何でもできると、

自覚なんてせずに、無意識に思っていたのではないでしょうか?

もちろん、そうじゃない子もいたとは思いますが、

学校に行くことも、いちいち行くか行かないか考えたり、

学校がいいとか悪いとか、いちいち思っている親も少なかったんじゃないかなぁと思うのです。

 

今は、自分らしくとか、自分を大切にとか、

その先に自己肯定感という言葉で、自分を否定しないようにしましょう的な言葉が、

ありとあらゆるところで飛び交います。

 

お母さんたちも、

自己肯定感の高い子に育てたいなんて言います。

 

じゃ、

どうやったら育つんでしょうか?

 

というより、生まれたての赤ちゃんから、一歳の子どもが、

いちいち自分とは何たるかなんて、

考えていたりするのでしょうか?

どこから、

自己肯定感なるものを、

 

失っていくのか?

 

 そこに意識が向いていってしまうのか?

 

ということの方が、よっぽど、大事だと私は思います。

 

例えば、小学生くらいの子どもに、

あなたは自己肯定感がありますか?と尋ねたとして、私は

 

そんなん分からんわぁ ガハハハッ

と笑い飛ばすような感じが正解だと思っています。

 

例えば、自分のこと好き?と聞かれて、

 

そんなん好きに決まってるやろ?

 

と答えるのが、理想だと思うのです。

 

というのも、

うちの娘と息子がそうだからです。

 

自己肯定感って世間でよく言うけど、なんなん?あれ?

 

もう一回生まれ変わるなら、もう一回自分がいい

 当たり前やん!

 

と、うちの子は言います。

 

親が恥ずかしくなるくらい、自分に自信があるし、自分が正しいと思っているし、

むしろ、少しは、大人なんだから、自分を疑いなさいと言わなきゃならないくらい、

自分のことが大好きで、自分のことを信じられる大人に成長しています。

 

そのためには、

やっぱり、一番身近にいる、親がどう接しているかということがとっても重要なように思います。

自己肯定感は、自分の中で育つのではなくて、

周りの人からの評価や、承認によって、育まれると思うからです。

 

もう30年以上子どもたちに指導を行ってきて、

親御さんと、子どもとの関わり方を、第三者的にみてきました。

その中で、いい例も悪い例もたくさん参考にさせてもらいながら、我が子の子育てに取り入れさせてもらってきました。

 

その中で気づいたことを、子育て茶話会では、お母さんたちにシェアしています。

単純なことでもないし、一時的にどうしたらいいなんてことではなく、

根本的な考え方、捉え方が何より大事だと思うので、

時間をかけて、何回も何回もお話をさせていただいています。

 

よかったらぜひ子育て茶話会にご参加ください。

オンラインでも繋いで、行っています。

難しい話ばかりするわけではありませんが、大事なこと、必ず役に立つことを、シェアしています。

 

次回の開催は、9月です。